高島の福祉で働く人の声Work Style

社会福祉法人たかしま会

子どもたちが生きていく社会に貢献したい

人生一度きり。自分の限界にチャレンジしたくて、大学卒業後に自衛隊に就職。全国各地を飛び回り、土地土地の県民性に触れたり、教官を務めさせていただいたり、たくさんの貴重な経験をさせていただきました。その後、結婚を機に退職し、育児に専念。やがて子育てが落ちついてきて、もう一度働きたいなと思ったときに、あらためて自分は何をしたいのか考えました。選んだ再就職先は、リハビリ特化のデイサービス。子どもたちが生きていく社会がより暮らしやすいものになるよう、自分も誰かの役に立ちたいと考えたからです。介護福祉士の資格を取り、6年間にわたり介護職に従事。利用者さんと関わり、介護や身体障害に向き合っていく中で、もっとさまざまな障害特性について知りたいと思うようになり、転職を決意。利用者の方と関わる時間がより多く、身近に寄り添える入所施設の「藤美寮」に入職させていただき、現在に至ります。

3年後の利用者さんを考えた支援を

「藤美寮」は、障害者支援入所施設です。男女合わせて約50名、20代から70代の知的障害を持っておられる方々が、24時間共に生活しています。自閉症や発達障害についても学びたかったため、幅広い世代の利用者さんと関わりを持てるところも「藤美寮」を選んだ理由の一つです。私は現在、日中支援に携わっています。日中活動、着替え、食事、入浴などのできない部分のお手伝いといった生活のサポートを行っています。言葉で気持ちを適切に伝えることが難しい方が多いので、細かい表情の変化やしぐさで思いをくみ取れるよう、小さなコミュニケーションを大切にしています。そして、3年後、5年後の利用者さんの姿を考え、そこに向かって今日の支援で何ができるかを考えること。難しいけど、本当にやりがいのある毎日です。

利用者主体のチームワーク

入所してすぐに、利用者のみなさんが温かくて一体感があり、施設全体が第2の家族のようになっている印象を受けたんですね。実際に勤務を重ねていく中で、利用者それぞれの個性や障害特性を尊重した支援が実践されていることを実感。プロフェッショナルな仕事を行っている職員のチームワークが、利用者さんの信頼と安心を築いている。そして、より専門性を高めようと話し合いを重ねる、利用者主体としたチームの在り方に心をうたれました。私もその一員になりたい。そんな想いで今は、利用者さんと過ごす時間の中での経験と学びを積み重ね、同時に研修などに積極的に参加し、自閉症などの専門的な知識を培っていきたいと思っています。

  • 社会福祉法人たかしま会 藤美寮
    生活支援員
    山本 美穂さん

    長野県出身。自衛隊、介護福祉士の取得を経て、2021年に藤美寮へ入職。人の心に寄り添う仕事がしたいと福祉の道へ。「目の前のことを精一杯やってみる」をモットーに、日々の現場や研修で専門性を磨いている。

  • [法人紹介]
    社会福祉法人たかしま会
    https://takashimakai.or.jp/

    たかしま会は長い歴史の中、市内全域に高齢者と障害者の入所や通所が10施設と幅広く、地域のニーズから必要な事業を展開しています。職員同士仲が良く、利用者の方の可能性と笑顔のためにチームで取り組んでいる法人です。

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